ルビス様のスカウト活動

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女王様「ごめんなさいね。つい興奮しちゃって、抱きしめてしまいました//で、貴方達は一体?」 トゥミス「我々は魔王討伐のために旅をする者ですわ。先ほど女王様が抱きしめた方が勇者様です」 女王様「え……?そういえば、つい先ほどいらした方も、自分を勇者だと言っておりましたが……」 レイア「な!?」 メイプル「勇者ちゃん以外にも勇者が☆?」 アイラ「……どういうこと?」 テン「ルビス様に聞いてみます……ルビス様、聞こえてますか?」 ルビス「……おかけになった電話番号は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため、かかりません」 テン「聞こえてますね」 ルビス「……とうとうバレてしまいましたか……」 テン「どういうことなんですか?これは」 ルビス「実は……テン以外にも勇者の資質があると思われる人間達に声をかけていたのです。ここを訪れたというその人間も、私が声をかけた1人でしょう」 テン「そうだったんですか」 ルビス「だいたい10000人ほど声をかけましたが、貴方達以外は誰も立ち上がってはくれませんでした」 テン「下手な鉄砲も数打ちゃ当たらなすぎるでしょ、それ」
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