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テン「……というわけで、勇者はどうやらもう1人いるみたいです。てか、全国にだいたい10000人くらい勇者候補の人がいるみたいです」
アイラ「……でも、こっちの勇者が本物」
メイプル「そうだねー☆」
テン「いや、誰かが本物ってわけじゃ……」
レイア「こうなったら、ここに来たっていう自称勇者を探しだして、そのツラをおがんでやろーぜ」
トゥミス「そうですわね。女王様、その方の特徴などを教えていただけますか?」
女王様「うーん、背はそれほど高くなかったような……それから、中性的な顔立ちをしていたけど、自分のことを『僕』って言っていたから多分男の子だとおもいます。この城の北にある王家の墓に行くと言っていました」
トゥミス「ありがとうございます」
レイア「よっしゃ!偽物の鼻をあかしてやろうぜ」
アイラ「……偽物、許せない」
テン「いや、だから……」
女王様「私もユウちゃんを応援してるから、頑張ってねー//」
テン「ユウちゃんて」
ルビス「こうなることは、すべて運命だったのです」
テン「貴女に言われると、ものっそい腹立ちますね」
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