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レイア「せやっ!」キィン!
アンナ「あ!?ま、参りました!」
レイア「ふぅ……なかなかの剣捌きだったぜ。伊達にたった1人でここまで旅をしてきてねーな」
アンナ「……でも、今まで我流でやってきたせいか、レイアさんのような実力者にはやっぱり敵いませんね」シュン
レイア「逆に言えば、誰にも教わらずにいいセンいってるってことさ。この調子なら勇者にも勝てるんじゃないかな?」
アンナ「レイアさんは、勇者さんとは何度もお手合わせを?」
レイア「まぁな。何度も打ち合ってるぜ、暇があれば朝も夜もな」
アンナ「夜?」
レイア「勇者はああ見えてなかなかの剣の持ち主でな//普段は負け知らずのアタシも、勇者との夜の手合わせはいつも負けちまうんだ//」
アンナ「……それって……//」
テン「嘘ですからね?信じないでください」
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