緋の桜~清姫狂乱~
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箱の中には、眩い程の輝きを放つ精巧な造りの簪が幾つも並んでいた。 「こんな高価な物をわたくしに…上様はもしや…」 震える清姫に仁左衛門が頷く。 「上様はそなたを側室に、と仰せだ」 辺りが騒然とする。 「姫様!おめでとうございます。これ以上のご縁組がございましょうか!?これまでお育てした甲斐がありました」 乳母の藤岡が嬉しさで涙を流しながら清姫に言った。
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