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「おっかいっものー、腐れ要素の充電ちゅー」
部屋を後にした俺は、竜に頼まれた買い出しをしにスーパーへと向かったのだが……
「いやや……練乳イチゴは最低でも10個買うし」
「そうやったら、するめも10袋買うわ!!」
「……それは、アカン」
スーパーに着くと何やら揉めているようで……
「えっと……喧嘩です、か?」
そう尋ねれば
「委員長やん、聞いてーや!!サカキがさぁ、酷いねん」
俺に気づき、歩み寄ってくる
文化委員長『ゆた』先輩
「いいんちょーっ、おはよー//」
ガバッと抱きしめてくる
図書委員長『サカキ』先輩
2人は付き合っていたりする(`ω´)b
「おはようございます……サカキ先輩、とりあえず離れてください」
――ゆた先輩がかなり拗ねてますww
「べ、別に羨ましいとか思ってないし//」
「……って、言ってるけど」
――それを、世間一般では『ツンデレ』と言うんです←
「とにかく…っ……離れてください、動けません」
「えぇーー、」
サカキ先輩も拗ねないのww
「……というか、何で揉めてたんですか?」
小学校の先生みたいだおww
「サカキが……スルメは5袋しか買って無いのに、練乳イチゴを10個も買うねんっ」
「だって……練乳イチゴ無かったら、生きてかれへんし」
忘れていたけど……
ゆた先輩は、おつまみが大好きで
サカキ先輩は、超甘党だったりする
「……サカキ先輩、ゆた先輩をいじめちゃダメですよ?」
「そうやし……練乳イチゴと俺、どっちが大事やねんっ!!」
ゆた先輩、何かそれも違うww
「えっと……どっちも大好き」
そして、真剣な顔で答えるサカキ先輩
練乳イチゴ=ゆた先輩←
――どこからツッコミを入れたらいいのだろうかww
そう思いながら、ゆた先輩の方を見れば
「……っ、俺もサカキのこと大好きやし//」
すっごく嬉しそうだった(´・ω・)
「だから、練乳イチゴ……10個買ってもいい?」
「……っ、しゃーないなぁ//」
――うん、よかたね(・ω・)ノ
今日は、朝から和みますぬ(´ω`*)
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