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「知らないとでも思ったか?俺、浮気とか一番許せねータイプって言った事あるよな?」
「りょ、涼太が相手してくれなかったからじゃないっ!」
「学生が忙しいのは知ってるだろ。理由になんねぇよ。」
「っ…。」
彼女は視線を足元に落とし、拳を握り閉めていた。
「関係ない八嶋に八つ当たりするな。俺はお前をこれ以上軽蔑したくない。」
菅田さんは唇をぐっと噛み締め、一歩後退り踵を返すなり足早にこの場を去っていった。
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