燃え尽きました

4/24
827人が本棚に入れています
本棚に追加
/408ページ
「あ。」 「?」 聞き覚えのある声がして顔をあげると、本が陳列されている前に一人の男が立っていた。 「あ、本城くん。」 「八嶋今終わり?おつー。」 読んでいた雑誌を戻し、きちんとこちらに身体を向けてきたのは、本城 涼太。同じ看護師で、同期。年齢は確か、二つ上。 二重で髪は少しだけ明るめ。 人懐っこい笑顔を向けてきた。 .
/408ページ

最初のコメントを投稿しよう!