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霧雨「…」
確か10分くらい前だろうか…
急に目の前の女に呼び出された。だいたいの予想はしていたが、私は仕方なくついていった。
…そして今に至る。正直、私の予想は的中していた。
高翔「あなたさぁ、あんな部活によくいられるね~?」
霧雨「…」
高翔「部員の服洗ったりタオル洗ったり部室掃除したり…、よくやってられるね?」
霧雨「…」
高翔「なんなの?あそこのメンバーに好かれてるとでも思ってるの?」
霧雨「…」
高翔「っ、携帯ばっか弄ってないで、なんとか言ったらどうなの?あ、それとも図星だったりして~?」
…めんどくさい女だな~…、
そんなだからうちの部活でやっていけないんじゃないかな。
ま、べつにこんな人どうだっていいけどさ…
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