電信柱

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知らない間に こんなにも遠くまで 歩いてきたんだね 雨の日も 嵐の日も 炎天下の日も 私は、前を向いて歩いてきた 大好きな家族と共に いつまで続くかわからない 人生の試練 傷つき絶望にうちひしがれても 目標だけは失わなかった 目の前の電信柱は なにも語らず 私達を待っていた ここまで来いって 言っているようで 春の日差しに後押しされながら また、歩み出す 私達の歩んできた足跡に きっと歴史が花を咲かせる そう信じて だから もう少し走って行こうもう少し あの電信柱を目標にして
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