こんな、話し聞いてない!!

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ゼ「あの~、お姫様でごさいますか?」 姫「はあ?何を言っておる。そんなことより、約束の準備は、しっかりしておるのだな?」 ゼ「すみません。俺は記憶喪失なので、わかりません!」 姫「何だと!貴様!とぼける気か。」 やべっ!なんか怒ってる?どうしよ!とにかくなだめよう。 ゼ「いや、すみません。本当に記憶がないんです。」 姫「……本当の様だな。貴様が敬語を使うなど絶対にないからな。さて、これからどうする?私は、薬草が欲しいだけだが!」 ゼ「薬草ならあげるんで、この結婚式をなしにしましょう!」 姫「!!?本当に、いいのか!!?」 なんか、物凄く嬉しそう。……そんなに嫌われてるのかorz ゼ「はい。」 姫「なんか、お前は、記憶がなくなると、好青年になるのか?いや、ありがとう。皆、聞いてくれ、この結婚は、無しだ。式を、片付けくれ。」
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