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記憶の中の貴方は いつも笑顔で優しい瞳をしていた あの頃わたしは余りに幼く 貴方に迷惑を掛けていた あの温かで大きな手は 今 誰に向けられているのだろう 大人になったわたしは あの頃の貴方と変わらないぐらいの 年になりました 素直になれず 大人ぶっていた幼いわたし それでも 子どもなりに 貴方に憧れ 恋い焦がれていました
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