1/1

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ

ひとつの出逢いと ひとつの別れ 人はやがて それすらも失うのだろうか 希薄な時代が始まり 継続する 隣人はもはや脅威の対象で 誰もが他人に興味を持たない ひとつひとつの命の重み そんなのは存在しえなくて だけど誰もが自分に 価値を取り付けようとしている いっしょだよ? 君の命も 私の命も 王様であろうと 道端にいる野良犬だろうと ゴミ箱に集る烏であろうと 皆 生きているのだから
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加