夢.

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ーーーもしもひかりが超絶素直で 甘えたな性格だったら。 2人で俺の部屋でDVDを見てたとする。 2人で並んで見ていると… 「拓郎~…」 「なに?」 「もっと引っ付いてもいい?」 2人の間には、もう1人分ほどスペースが空いていたから 俺は何も考えず「いーよ。来いよ」 と言ってしまった。 それが… 「え?」 ぴと。 ひかりは 俺が座っている足の間に ちょこんと座ってきた。 「へへ…」 嬉しそうに笑うひかり。 こんなに近くにいて、触らないはずがない。 俺は後ろからぎゅうっと抱き締めた。 「ひかりからくっついてくるなんて、珍しいな」 「そお?」 「ん。嬉しいけど」
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