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「松田、行こうぜ。愛の巣へ」
「ウゼェ」
「あいたっ」
殴られた頭を擦りながら涙目で松田を見上げれば
「お前がしても可愛くない」
そう、ズッパリキッパリ清々しく冷静に言われお返しに松田の膝小僧を蹴ってやった
もちろん
倍返しされたけど
ボロボロの体を引きずりながら松田と廊下を歩いてれば
あらいやだ
イケメソが優雅に歩いてくるじゃないのー
我らが担任様
綾乃・蜜栄(アヤノ・ミツエイ)と何と言うか可愛らしいような武将のようなどっちつかずの鬼ちk……
「あだだだだっちょタンマッス!!ガチで割れるっっ」
頭をグリグリとされながらヘルプと叫ぶが松田の奴は基本スルーして行ってしまった
毎度の事ながら
地球人は薄情だ!!
「綾ちゃ、うぎゃっ綾乃様っお許しくださいぃ!!ご免なさいっ鬼畜だなんて思ってアイムソーリーでギャアァッ」
何故だっ
更に頭への攻撃がupして俺は瀕死寸前で解放される
俺の担任様は清々しい笑顔を浮かべて俺を見下ろしていた
「な、何て恐ろしい人間だ」
「あ?何か言ったか?」
「ひぃ何でもありませんっ!!」
ふと先生の整った顔を見て気付く
「先生…寝てまっしゅるーむ?」
言った瞬間
頭への攻撃が再発
「やめてぇっ、脳ミソ漏れちゃう漏れちゃうっ」
「何でこうも一言多いんだァ?虐められたいのか?ドMが」
違いまっす!!
俺は断じてドMではありませんっ
俺はどっちかいうと
可愛い女の子を泣かせたいとおもったりしてるんです!!
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