わきやーく参

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マジですか… 思わず、そう口をついて出そうになったのを堪える チラッと綾のん、 「ぶへっ」 ゴホンッ…先生を見れば冗談では無いらしく、さっき俺を殴った事など無かったかのように心配そうに顔を歪めていた マズイな… 先生のこと綾のんって呼んでてもスルーしてたから調子に乗って連呼してたからなのか 「っっっ!」 今までの拳骨より 痛いれすっ!!! 割れた! ぜってー中身ぶちまけたっ そんな事を叫びたい気分だ 悶える俺を放置して…先生は松田にも注意をすると授業を再開 松田もノートを取りだし真面目に授業を受け始める 頭は痛いけど…… 助かった 先生のおかげで松田の意識は逸れてくれたし、俺の良心も膿をもったみたいにジクジクと痛むから 松田達を見ていると、まるで俺が極悪人のように見えて少し苦しい 俺は極悪人では無い めっちゃ良い人でも無いが、それなりに良い人では……あると思う そう信じたい 机に頭を乗せ 頬に机の冷たい感覚を感じながら窓から見える空を仰ぐ あ、鳥が糞した… わぁーっ!と、そんな声が糞が落ちたでろう下から聞こえたから鳥の糞の被害にあったんだろう 御愁傷様。 一応は憐れんでやろう その日は 松田との間にあまり会話が無くて、田口が戻ってくることも無く 先生が出す暗号も理解出来ないまま学校は終了した
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