組長様は最低です

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とりあえず部屋の隅の方に座ってみる。 この部屋には十人くらいの隊士がいた。 私が隊士たちをジロジロと見ているように、隊士たちも私をジロジロと見ていた。 それは仕方ない。だって私はまだセーラー服なんだから。 私どうしたら良いんだろう。 そんなことを考えていると一人の隊士が話しかけてくれた。 「あの、橘さん?だっけ。俺たち聞きたいことあるんだけど良いかな?」 「はい!なんでも聞いてください!」 「じゃあまず、なんで女の子なのにここにいるの?」 一つ目から答えにくい質問がきてしまった! 考えなきゃ、何か考えなきゃ!
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