組長様は最低です

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平助や原田さん、源さんを倒して、さらには永倉さんも倒した。 そして一君との試合。 最初は押され気味だった女。しかし、急に雰囲気が変わった。 そして繰り出される"三段突き"。 完璧としか言いようがなかった。 僕の技を完璧に真似するなんて、何なんだあいつ? まあ、僕がボコボコにすればいっか。 そう思いながら、呼ばれた僕は彼女の前に立つ。 ワクワクしていた女の顔が一転、嫌そうな顔に変わる。 土方さんに僕が本当に沖田総司か尋ねた。 そして一言。 「嫌ぁぁぁぁ!!この性悪男が沖田総司!?信じられない!」 そんな感じの言葉を言って、一方的に戦意喪失。 女は手から竹刀を離した。 その後、こいつは一番隊隊士になることが決まり、さらには僕の小姓にまでなった。 生活する部屋は一君の部屋だけど。
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