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朝から沖田に邪魔と言われて、私はとてもイラついていた。
何が邪魔よ!猫かぶりのくせに!!
「橘、飯行くぞ」
「はい、一様!」
どうせなら一様の小姓が良かったなと思う。絶対、沖田は私をこき使う。
一様にならこき使われるのは大歓迎だ。だけど沖田は歓迎しない。
一日前は大好きだったのにな。
結核で死んだって知らないんだから!
そんなことを考えていると、あっという間に広間につく。
昨日と同じ席に座ろうとすると、土方さんに呼ばれた。
「橘、総司の小姓になったんだから今日からはここで食え」
「えーっ!!沖田さんの隣ですか?
私は一様の隣がいいです!」
「おはようございます、橘さん。お隣の席なんですね!
僕嬉しいな~!!」
猫かぶりの沖田が現れた。私は今背後にいる沖田に、腕を思いっきりつねられている。
もちろん近藤さんの死角だ。
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