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誠川につき、川べりに座る。
川の水はとても澄んでいて、水面には私の姿が映った。
色素の薄い髪は耳の下あたりまでの長さで、パーマをかけているからくるくるとしている。
そして服装はセーラー服。
これって確実に幕末行ったら浮くよね。
ん~…………まあいっか!
目立った方が新撰組に会えそうだし!
ビルが立ち並ぶ平成の風景を見つめ、私はスクッと立ち上がる。
そしてすうっと息を吸う。
「いざ!幕末へ!!」
そう言って川に飛び込む。といっても、深さは足首ぐらいまでの場所で。
だって私泳げないし……。
バシャン!
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