協会からの手紙

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んの迫力に気圧される優海だったが、すぐにこちらを見てい る、もう一人の気配に気がついた。 「二人とも、うるさぁい!」 「!?」  お母さんが驚いて振り返ると、階段の一番上から、うらめしそうにこちらを見ているお父さんの姿があった。  二人は声をそろえて、一言だけばつが悪そうに言った。 「……すみません。」
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