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「あっ、でも櫻井さんのそういうとこいいと思う♪出会って一日目でこんなこと言ってゴメン」
私は、複雑な気持ちになったケド嫌ってわけじゃなかった。
「それって褒め言葉なのかな?」
「褒め言葉だと思うよ。」
「思うって何なん?。」
「知らなーい。」
裕翔と私の笑い声が長い廊下に響いていた。
「そういえば、櫻井さんのメアド教えてよ」
裕翔は、笑顔で言ってきた。
「いいよ。」
裕翔のあの笑顔で言われてなんでもいいって言ってしまいそうだった。
モテるんだろうな。
モテる人は、人の心に入ってくるのが上手い気がする。
気さくってことも大事だったりするのかも。
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