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カレー作りしたり、星見たりしてあっという間に就寝時間になっていた。
これからが私たちの本番!
寝る部屋は、私と加奈とめぐと真弓だった。
「恋バナしよ!」
めぐの一言でみんなが真ん中に集まる。
そして、好きな人をみんなで言い合うってことになった。
言おうかなぁ。光のコト。
恥ずかしい。
私がそう思ってる間に加奈が照れながら話しはじめた。
「あたし、一目惚れした」
その声に真弓が被せるように聞いた。
「誰?誰?」
「薮くん‥‥」
そう言った加奈は顔を真っ赤にして話した。
「最初見た時から、かっこいいなって思ってたんだけど話してみても話しかけやすいし。優しいし。」
みんなが一瞬シーンと静まったケド、真弓が顔をニヤニヤさせながら言った。
「いいじゃん!応援するよ。みんなも応援しよう!」
真弓の声につられて私たちも精いっぱい応援した。
はじめて知った。
心からがんばって欲しいなって思った。
私も協力できたらいいな。
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