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ごめんね。
この言葉があなたに伝えられたらいいのに。
あのとき「嫌いだ」なんて思わなきゃ良かった。
半身不随のあなたが嫌いでした。
あなたは病気の後遺症の不自由な身体と、毎日闘っていたのに。
幼い頃の私は、そんなことも知らず、皆と違い不自由な身体のあなたが嫌いでした。
でも、いつからか、そんなことを忘れあなたが大好きになっていた。
あなたの家に遊びに行くと必ず笑って、私に元気をくれる。
そんなあなたが大好きでした。
だから私は、そんな日がこれからも続くと思っていた。
あの日がくるまでは・・・・・・。
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