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突然、政宗は身を起こしていた佐助を再び床に引き倒す…
「…なっ!?」
いきなりの事に佐助も驚愕の表情を浮かべる。
「くく…テメェでもそんな顔すんだな?」
明らかに佐助の反応を楽しんでいるのが解る…
「アンタは、一体何を!?」
「何って…仕置だろ?」
当たり前の様に政宗は答える。
「同盟中とは言え勝手に人の縄張りに入ったんだ…落とし前はつけてもらわないとなぁ?」
「いつも真田の旦那は勝手に入ってるじゃないさ!!!」
流石に身の危険を感じて、可能な限り暴れてはみるものの全く動く気配は無い…
「アイツはアイツ…アンタはアンタだからなぁ…」
唇の端を吊り上げ意地悪く笑う…
もはや、子供の屁理屈である…
そうこうしている間に、無慈悲な政宗の手は佐助の装束に掛かる…
「な…っやめ!?」
「何だよ…ケチケチせずに見せろよ…」
あっという間に前を肌蹴て手をゆっくりと這わす…
「へぇ…意外に綺麗な肌してんだな…アンタ…」
佐助の絹の様に手触りの良い滑らかな肌…
その感触を何度も楽しみながら政宗は感嘆の声を漏らす…
「っ…」
知らず、佐助の目に涙が浮かぶ…
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