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おっぱいを揉みたい。それが太郎の夢だった。どんな感触をしているのだろう。どんな匂いがするのだろう。想像は尽きなかった。
太郎が最後におっぱいを揉んだのは物心つく前に母親の乳房にしがみついてひたすら食事を摂ったそれっきりである。もちろんその時の記憶は残っていないし第一母親のおっぱいはおっぱいに非ずというのが太郎の考えであった。
親友の山本もまたおっぱいに恋してやまない少年のひとりだった。二人はなんとかおっぱいにありつけないかと四六時中作戦を練り続けた。そして彼らはある答えを導き出した。
「おっぱいを揉みたい俺達がいるのだから、おっぱいを揉まれたい女子もきっといるはずだ」
太郎は自信に満ちた顔でそう言った。
その日の放課後から、彼らは昇降口に立って呼び掛け始めた。
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