第一章
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「おっぱいを揉まれたい女の子はいませんかー。今じゃ恥ずかしい人は、後で二年A組の山本まで」 しかし誰一人として希望者のいないまま、一週間が過ぎた。 「……今日でやめにするか」 「ああ」 彼らが肩を落とした夕暮れ、一人の女性が名乗りを挙げた。 「あのー、私で良ければ」 それは紛れもなくおっぱいの持ち主である女性に他ならなかった。しかし山本は太郎を置き去りにして逃げ出してしまった。
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