第一章

3/4
前へ
/23ページ
次へ
「おっぱいを揉まれたい女の子はいませんかー。今じゃ恥ずかしい人は、後で二年A組の山本まで」 しかし誰一人として希望者のいないまま、一週間が過ぎた。 「……今日でやめにするか」 「ああ」 彼らが肩を落とした夕暮れ、一人の女性が名乗りを挙げた。 「あのー、私で良ければ」 それは紛れもなくおっぱいの持ち主である女性に他ならなかった。しかし山本は太郎を置き去りにして逃げ出してしまった。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加