謎の2人組

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しげるの両手からメラメラと燃えた炎の塊が現れた。 由紀江「へぇ~。 あなたの能力は、炎なの。 じゃあ私の勝ちね♪」 しげる「言ってろ!」 しげるは、両手の炎の塊を由紀江に向かって投げた。 しげる「なにぃ!?!?」 炎の塊は、由紀江にぶつかる直前で、消え去ってしまった。 由紀江「これで分かったかしら?」 しげる「じゃあこれならどうだ!」 今度は、両手の上に水の塊が現れ、さっきと同じように、由紀江に投げた。 由紀江「えっ!?」 由紀江は、しげるの能力に驚いて、避けきれず、水の塊が左肩に当たり、体を反転させながら、倒れた。 どうゆう事なの!?!? しげる君の能力は、炎を操るだけじゃないの!? 能力がいくつもあるなんて……… だけど、結局私には通じないわね。 由紀江「あなたにいくつもの能力がある事には、驚いたけど、もうあなたの攻撃は、私には通じないわよ!」 しげる「強がり言うんじゃねぇ!」 しげるは、水を出そうとしたが、しげるの手の上には、何も現れなかった。 しげる「何でだ!? 何で能力が使えないんだ!!」 しげるは、炎を出そうと試したが、結果は同じだった。 由紀江「だから言ったでしょ? あなたの能力はもう使えないわよ!」
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