謎の2人組

25/52
前へ
/180ページ
次へ
しげる「なら、これでどうだ!!」 しげるは、由紀江の方に走って行き、殴り掛かろうとした。 ドンッ!! しげるの拳は、由紀江に届く前で止まった。 しげる「何だこれは!? ここに見えない何かがあるみたいだ!」 由紀江「バァ~ン!」 由紀江は、目の前のしげるを指の拳銃で撃った! しげる「ぐあぁぁ!!」 あまりにも至近距離だったため、避けきれずに、しげるは、右肩を打ち抜かれた。 そして、痛みに耐えながらも、後ろに下がって距離を取り、右肩を押さえながらうずくまった。 由紀江「あらあら。 さっきまでの威勢はどうしたの?」 はぁ…はぁ……一体、どういう事なんだ? まずは、あいつの能力を理解しなきゃ、勝ち目はないな。 そこで、しげるが考えている時に、由紀江にやられて倒れていた陽集が、口を開いた。 陽集「し…し…げる……あ…いつ…の……の…能力…が……わか…た。」
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!

503人が本棚に入れています
本棚に追加