503人が本棚に入れています
本棚に追加
竜馬「お前は、友達だし、良い奴だから、できれば戦いたくなかったけど、
これ以上俺の仲間に手を出すって言うんなら、俺が相手になるぞ!」
しげる「バ、バカ言うな!!
俺がお前と戦える訳ねぇだろうが!」
竜馬は一体どういうつもりなんだ?
これもスパイとしてバレない為の作戦なのか?
竜馬「こうなったからには、覚悟を決めろ!!」
竜馬はしげるの方に向かって走りだした。
由紀江「竜馬!
サポートはまかせて!」
しげる「ちょっ!
マジかよ!?」
しげるは、風の力で突風を起こし竜馬の動きを止めようとしたが
竜馬は、足の筋力を上げているらしく、しげるの風にビクともせずに、突っ込んできた!
しげる「やめろ!竜馬!!
俺はお前と戦う気はない!!」
竜馬は、そんなしげるの言葉を
無視して、拳を上から振り下ろした。
ドッゴォ~ン!!
しげるは、間一髪でそれを避け、竜馬の拳は、地面を砕いた。
なにっ!?
あいつ、本気で殴ってきてないか?
あんなの当たったら死ぬぞ!?
竜馬「相変わらずすばしっこい奴だな。」
しげる「バカ野郎!!
当たったら死ぬだろうが!」
竜馬「アッシュに入らないのなら敵に変わりはない。
死ね!」
女の子「キャアアア!!!」
しげる達が戦っていたのは、
喫茶店を出てすぐ近くの人通りの少ない路地だったのだが、
さすがにさっきの竜馬のパンチの衝撃音で、人が来てしまった。
最初のコメントを投稿しよう!