普通の生活が消えた日。

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【学校】 しげる「間に合ったぁ。」 ルシウス「学校ってのは、そんなに急いで行くものなのか?」 しげる「まぁね………。」 そしてしげるが教室に入った瞬間……………… 陽集「しげる!! って、おぉっ!!! うっ、産まれたのか?」 しげる「あぁ。今朝な。 そういえば、ルシウス。 陽集にはお前が見えるみたいなんだけど?」 ルシウス「じゃあそいつにも、 悪魔が憑いてるんじゃないのか? 見たところ、悪魔はいないようだが。」 しげる「多分まだタマゴの状態なんだ。」 ルシウス「それなら近い内に産まれるだろ。」 陽集「やっぱりあの石は悪魔のタマゴなのか?」 ルシウス「俺が見えるのなら間違いないだろうな。」 しげる「あれから、タマゴに何か変化はあったのか?」 陽集「いや……………何の変化もない。 もし、産まれたらどうすればいいんだ?」 ルシウス「まずは、名前を付けてやれ。 それから飯だな。 何を喰うのかは悪魔によるから知らん。」 陽集「名前かぁ……。 しげるの悪魔は何て名前なんだ?」 ルシウス「俺の名前はルシウスだ。」 陽集「何でルシウス?」 しげる「なんとなく、悪魔っぽいかなって思って………………。」 キーンコーンカーンコーン!! 陽集「じゃあ授業始まるからまた後でな。」 そう言って陽集は自分のクラスへ入っていった。 ルシウス「授業???」 しげる「勉強する時間の事だよ。 授業中は、静かに大人しくしてろよ!!」 ルシウス「よくわからんが、 わかった!まかせとけ!!」 本当に大丈夫かなぁ?
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