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ピンポーン
真理子「はぁい☆
しげる遅ーい!
もう待ちくたびれちゃったよぉ。」
真理子が玄関から出てきた。
しげる「…………………………」
真理子「しげる、どぉかした?」
しげる「いや、真理子、
浴衣だから
いつもと違うなって思って。」
真理子「似合う似合う?
私がかわいいから見とれてたんでしょぉ♪」
しげる「んなわけねぇだろ!」
真理子「しげるはホント、かわいくないなぁ。
素直にかわいいって、
言ってくれてもいいのに……。」
確かに、びっくりするぐらいかわいいなぁ。
こいつ……………………こんなにかわいかったっけ?
しげる「………かわいいことは
かわいいよ。」
真理子「キャー、ホント?ホントにかわいい??」
しげる「あぁ。」
真理子「エヘヘ☆
浴衣着て来て良かった♪
じゃあ行こっか?」
真理子が腕を組んできた。
しげる「バカ、やめろって。
恥ずかしいだろ?」
真理子「別にいいじゃん、祭りなんだしぃ☆」
まぁ、悪い気もしないし……………………まぁいっか。
しげる「わかったよ。
じゃあ行くか!」
真理子「うんっ!!」
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