普通の生活が消えた日。

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陽集「もったいぶらずに 早く言えよ!」 ドラム「私の能力は……………………物質を、違う物質に 作り変える事ができます。」 陽集「物質を作り変える?」 ドラム「口で言っても説明しにくいので、実際にやってみせましょう。 マスター。 そのガラスでできた机を壊していただけませんか?」 陽集「はぁ? んな事するわけねぇだろ。」 ドラム「元に戻りますので お願いします!」 陽集は不安ながらも ドラムの言うまま、部屋の中央にあるガラスでできた机を殴った! バリィィィン!!! 陽集「はっ? 俺、確かに割ったよな?」 陽集が殴って、割れたと思われたガラスは、綺麗な龍の形をしていた。 ドラム「これが私の能力です。 物質に触れれば、その物質を 違う形に再構築することができます。」 陽集「お前すげぇじゃん!! どんな形でもできるのか?」 ドラム「はい。 ただし、物質の性質を変える事はできませんので、ガラスならガラスのままです。 それから、質量も変わらないので大きさを変えるのも 不可能です。」 陽集「へぇー。 お前すげぇんだなぁ!」 ドラム「ありがとうございます。」 陽集「じゃあ、早速しげるに報告でもするかな。」 ドラム「それから、もう1つ他の悪魔にはない、私だけの特殊能力があるのですが……」
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