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しげる「はい、もしもし。」
陽集「俺だけど、お前今ニュース見てたか!?」
しげる「あぁ。とんでもない事になったみたいだな。
ってか陽集携帯変えたのか?」
陽集「いや、充電切れてまったで姉ちゃんの借りたんだ。
ってんな事言っとる場合じゃねぇだろ!!
どうする、しげる?」
しげる「どうするって……何が?」
陽集「だから、1ヶ月後には、ここも戦場になるかもしれねぇんだぞ!」
しげる「軍隊とかにまかせときゃいいんじゃねぇの?」
陽集「お前マジで人事だなぁ。
あいつら、アッシュは間違いなく悪魔の能力者だぞ?
能力者に普通の人間が勝てるわけねぇだろ?
だったら俺等が、あいつらと戦うしかねぇ!」
しげる「お前マジで言ってんのか?
殺されるかもしれないんだぞ?」
陽集「こっちだって人数集めればいい。
俺とお前がいれば大丈夫だ!
それに、他にも探せば能力者はいるはずだろ?」
陽集スゲーやる気だな。
どっちにしても、結局アッシュは世界を壊すつもりでいるんなら、いつかは戦う事になるしなぁ。
しげる「よし、わかった!!
じゃあ、あいつら軽くぶっ飛ばしてやるか☆」
陽集「おぉよ☆
んじゃあしげる、誰か他に悪魔の能力を使える奴知ってるか?」
しげる「裕紀と竜馬も使えるらしいよ!
何の能力かは知らないけど。」
陽集「あいつらかぁ。
あいつらただでさえ喧嘩強いのに、悪魔の能力が使えるとなると、だいぶ心強いなぁ☆」
しげる「あぁ。
それじゃあ明日あたり、一旦4人で集まって、これからどうするか、考えるか。」
陽集「そうだな。
じゃあまた連絡するよ!」
しげる「了解です。」
ピッ!
しげるは、電話を切ってベッドに倒れ込んだ。
あ~あ。
マジでめんどくせぇ事になったなぁ……………。
なんて考えている内に、しげるは静かに、深い眠りに落ちていた。
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