謎の2人組

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その頃、しげるの家では……… しげる「竜馬、遅いなぁ。 さっき、今から行くって電話あったんだけどなぁ………。」 陽集「電話してみればいいが。」 裕紀「さっきから俺が電話してるんだけど、つながらないんだ…」 陽集「ったく、何やってんだよあいつは!! まさか……アッシュに寝返ったんじゃねぇだろうな。」 裕紀「そんな事言うなよ!! 俺等、仲間なんじゃないの?」 陽集「何だと? 能力も使えねぇ奴がうるせんだよ!!」 裕紀は、何も言えずに考え込んでしまった。 今の裕紀には、1番きつい言葉だったのだろう。 しげる「もうやめろよ2人共!」 陽集「…………………」 陽集もイライラして黙り込んだ。 そして、重たい空気のまま、しばらく沈黙が続いたあと しげるの電話が鳴り出した。 誰だ? まだ約束の時間よりだいぶ早いのに。
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