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そして、そのまま由紀江は
倒れている陽集に向けて、指で
拳銃を撃つマネをした。
由紀江「バ~ン!」
陽集「ぐあっ!!」
由紀江が撃つマネをした瞬間、
陽集の左腕が大きく振られた。
しげる「陽集!!
大丈夫か!」
由紀江「あらあら。
あなた達をアッシュに入れなくて正解だったようね。
さすがにそこまで弱いとなると、ただの足手まといだからねぇ♪」
しげる「お前も風を操る事ができるのか!?」
由紀江「………しげる君。
1つ教えておいてあげるわ。
人に何かを聞く時は、もう少し
言葉を選んだ方がいいわね。
それじゃあ、自分の能力は風を操る事だって言ってるのと同じよ?
ついでにもう1つ、
私の能力は風ではないわ!」
由紀江は、さっき陽集を撃ったように、今度はしげるを撃った。
だが、しげるは、転がりながら
それを器用に避ける。
しげる「今度は俺の番だ!!!」
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