プロローグ

2/2
前へ
/10ページ
次へ
人は誰でもいろんな過去を持っている。 嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、寂しいこと。 特に自分にとって嫌な過去とはいつまで心の中でまとわりつくものだ。 たとえ段々と薄れていってしまったとしても、ふとしたことで思い出してしまうこともあるだろう。 だから俺は、この部活に入ってそれを全て塗りつぶすぐらいの思い出を作ろうとあの人を見て決心した。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加