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「朝メシさ、美味いサンドイッチ食わせるけっこうシャレた店があんだよ。そこで食ってから、俺の所属チームのフィールド見に行こ。みんな練習してるからちらっとな」
「いいの?」
「見て行ってほしいの」
そう言って、瞬はあたしを引き寄せキスをした。
「瞬……」
瞬を見るとおだやかな表情で視線を正面の窓のほうに向けている。
「怪我してさ、1度丸裸な気持ちんなって、俺よかったのかも」
「え?」
「なんかさー、上手く言えないけどずっと長いこと催眠術にかかってたような気持ちなんだよ……」
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