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このアシュガルド魔法学校は全寮制であり、寮はもはや高級ホテルのスウィートルームぐらいの豪華さだ。
そして寮だけではなく、学校もしっかりとした設備や教員がいて、まさに英才教育の場なのである。
ロイは学校の大きさに少し迷いながらもようやく大きな扉の前に辿り着いた。
扉には校長室と書いてある。
ノックすると中から緩そうな声で「どうぞ~」と声が発せられた。
ロイが中へ入るとそこには書類に囲まれてへばっている女性が机に突っ伏していた。
その女性は頭だけを動かし、中へと入ってきた人物を確認するとその瞬間目を輝かせ、先ほどまで机に突っ伏していた人間とは思えない早さで立ち上がった。
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