prologe

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「魔法学校の入学?」 アリスの問いにティアはそう答える。 アリスはその答えに満足そうに頷くとまた話し始めた。 「そうよ。これからあなた達2人には魔法学校に入学してもらうわ。 それも名門アシュガルド魔法学校にね。そして2人とも同じクラスのSクラスよ~」 アリスは微笑みながら2人にそう告げる。 その言葉にロイはなにかを言いたげな顔を見せたが、アリスはそれを目で制す。 最初に口を開いたのはティアだった。 「待ってよお母さん! あたしはまぁお母さんの子供だしSクラスで問題ないくらいの魔力はあるけど、なんでコイツもSなのよ? コイツの魔力知ってるでしょ?落ちこぼれじゃないの!それに」 「ティア!やめなさい!」 普段怒らないアリスが怒ったことでティアは少しビクッとなり、それ以上喋るのをやめた。
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