prologe

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「ロイちゃんは知らなかったかもしれないけど、あそこの校長は氷帝なのよ。 だからロイちゃんの事は説明しなくても…ね?」 アリスがそう話すと、そういう事かとロイは呆れたように額に手を当てる。 「あの人は確かに面白がりそうだもんな… 魔力の抑えてる俺がSクラスに入れるの」 「ふふっそういう事よ」 そう言ってアリスは悪戯っぽくウィンクする。
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