崩れた日常

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その二つの護身術とは、空手と剣道。 どちらとも初段クラスまで行き、高校を受験との理由でやめた。 やめてからの月日は浅い、だからまだ身に染みてる。 彼方「お前だって空手やってんだから大丈夫だろ?」 影斗とは中学の同級生だが、出会いは空手 俺が通ってた道場に中学一年の時に入門してきた。 それから話すようになり同じ学校だと言うことも解ったんだ。 影斗「まぁなぁ、殺人犯なんか俺が捕まえてやるぜ!」 彼方「本当に出会して足元すくわれなきゃいいけどな」 影斗「ひでぇな…」 ハハッと笑っていると屋上の扉が開いた。 ?「あら、先客がいたの?」 影斗「あ、あなたは!?」 彼方「ん? 知り合いか影斗?」 影斗「朝話したろ、噂の二年生!!」 入ってきた女子生徒に聞こえないよう小声で言ってくる。
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