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本人は名前を嫌がっていた時期があった、反抗期みたいなものかな。
だが、俺が良い名前だと言ってからは大変気に入ってるみたいだ。
まぁ若干ブラコンぽいからなこの人、朝の慌てようから見れば解るだろう。
彼方「ワリ、ネクタイがちょっとね」
やっぱりこういうのは慣れない、中学の時は学ランだったから良かったが高校はブレザー
だからネクタイ着用になったわけだ。
希望「あ~もうほら、曲がってる」
徐(おもむろ)に立ち上がると俺のネクタイを直してくれた。
希望「はいオッケー」
彼方「ん、ありがとう」
希望「お礼は愛で示しなさい」
俺達は姉弟だっての、と言いたいが姉さんはすぐに椅子に座る
俺もこれ以上は待たすのも悪いからと座る。
希望「で、どう。うちの学校?」
学校、正確の名前は"私立 若葉瀬高等学校"で通称"若葉高"
俺と姉さんが通う学校だ。
彼方「まだ昨日入学したばっかりだよ?
そんなすぐに感想は言えないよ」
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