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最初は向かい合っていた。キチンと私は腰掛けていた。
しかし 何というか…長岡の真剣な目が私の胸を落ち着かせない。
次第に胸の音は大きく早くなっていく。
私は堪らなくなって長岡に頼んだ。
『ごめん。外が見たいから後ろ向きになっていいかな?』
長岡は笑顔で「いいですよ。」と答えた。
例え 一時的であっても好きだった長岡を直視出来ない。
仕事は出来ても 恋愛は全くダメな私。
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