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『何で私だったの?モデルは笹沼だって出来たし…』
窓の外を眺めながら長岡に話す。
「笹沼は週末 彼氏と出掛けてますからね。」
カサカサカサ…
窓から入るそよ風が壁に掛けてあるカレンダーを動かす。
『そうか…。だったら好きな人いるんでしょ?その人に頼んだら?これがきっかけに仲良くなるかもしれないんじゃない?』
風に吹かれた髪を直しながら呟く。
「その話しは…ちょっと…。」
言い淀んだ事で 長岡に好きな人がいる事に確信する。
いいなあ~。長岡に好かれたら何でもしてくれるだろうな…。羨ましいよ…全く…。
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