思いつき短編集

背中(前編)

『えっ？!違うの？なんだ…せっかくお似合いなのに…。』

一瞬だけ喜んだ。でも長岡に好きな人がいる事を知って…当たり前だな…と思った。

「すいません。ご期待に添えなくて(笑)｣

笹沼の笑顔に私の気持ちは少しだけ救われた。

『だったら 何の相談だろう？』

何だっていい。長岡の役に立つなら頑張る。

例え…

恋のキューピッドであろうとも…。

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