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「バキッ」
「んなんだ今の音?」
不良はそういい後ろを振り返ると
「うわぁぁぁっ」
「はっ?」
不良は仲間の叫びに一瞬何がおこっているかわからなかったがそれわすぐに気づいた。
なぜなら腕があらぬ方向に曲がっているからだ。
「おいこらテメェ何しやがる!!」
彼女も目の前の状況に戸惑い何が何だか理解していないのだがあることに気づく
そう目の前に現れた人が不良の腕を掴んでいるのだがその捕まれている腕が折れているのが少女でも理解した。
「うわぁぁぁ痛ぇー」
「テメェ誰だ!?」
「なんでわざわざお前らに名前を言わなきゃならんのだ」
男は笑いながらそう答える
「お前覚悟してんだろうな?」
不良はナイフをとりだし男にナイフを向けた
「ナイフを向けたお前こそ覚悟はできてんのか?」
男は笑いながらそう言う。
喧嘩もしたことがないしそういうのに縁がなかった少女ですらわかるほどに強烈な殺気を出しながら笑う男を見ながら身震いしている自分に気づく。
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