命を賭して

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レント「くっ!だがお前を殺す方法はわかった。こっからは常に神力をまとっていれば良いだけだ。」 神力を全身に付加する。 と、俺の体がうっすらと白く光る。 サタン「くは!嫌な気分になるな。神力を見ると。」 レント「ふははははは!我が力の前にひれ伏すがよい!」 サタン「テンション上がりすぎて悪役みたいになってんぜ?」 細かいことを気にしていては仕方がないのだよ。 レント「はっ!」 サタン「ふっ!」 俺の拳とサタンの拳が激突する。 レント「んなろぉ!」 サタン「くははははは!」 お互いに力が増す。 火花が散り爆風が吹き荒れ、地面が抉れる。 レント「ちっ!」 拳を引き、一旦離れる。 レント「邪力と神力がぶつかるだけでこれかよ。」 サタン「くは!相容れないものが交わろうとすれば、起きるのは矛盾による対消滅。そこに発生するエネルギーは計り知れない。」 そんなもんを両方抱えてる俺ってなんなんだろうか。 っていうか少しでも制御ミスったら俺も消滅するってこと?なにそれ怖い。
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