命を賭して

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サタン『くっはは!周りは気にしなくてもいいぜぇ?』 レント『なに?』 サタン『俺たちが本気で暴れりゃ目立つからなぁ!周りには見えないように結界を張ってある。バカでかいやつがな!』 そんなことは良いから角を突きつけるのをやめて欲しい。 結構な力で押してくるし、耐えるのがつらくなってきた。 レント『いい加減離れろ!《ヘイズ・ブレード》』 霧のような翼から、三日月状のブレードが大量に飛んでいく。 サタン『くは!小賢しい!』 俺から離れ、サタンは背中から光の翼を生やしてブレードを打ち落としていく。 レント『ユニコーンじゃねぇじゃねぇか!』 サタン『失礼な。ただ翼が生えただけのユニコーンだ。』 翼と角が生えた馬って何? レント『こんなんじゃ一向に埒があかないぞ。」 サタン『確かになぁ。」 お互い人型に戻る。 っていうか光の翼とか生やされると敵っていうより主人公… レント「やはり俺は悪役なのか…?」 サタン「くは!悪魔だもんな!」 その言葉に素で落ち込む俺がいる。
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