命を賭して

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レント『げっ!』 俺の放った魔法はサタンを貫いた。 が、貫かれた瞬間サタンが煙の様に消えた。 レント『消えた時は大体後ろ!』 サタン「残念上だ。」 レント『ずごすっ!?』 脳天に蹴り。 首ががっくんてなりました。 レント『幻覚で変わり身とはちょこざいなことを。』 サタン「おまえこそ、生物を操れないからと周りの空気の時間を止めるとはなぁ!」 生物の時間が止められなくても、時間の止まった空気は壁と一緒だからな。 生物の周りの空気の時間を止めれば、動きは止められる。 レント『っていうか、動きづらすぎワロタ」 そんなわけで人型に戻る。 といっても、竜化は解かない。まぁ竜人型と言えばいいか。 レント「なんか、コスプレみたいになってるよ。」 フォトンとは違い、金色の細い尻尾。それと若干機械チックな六枚の翼。 あと腕とか足とか頭にはタキオンの姿をイメージした面とガントレット、それにブーツ。 サタン「どう見たってコスプレだなぁ。」 レント「全身黄金はまずいですって!」 何がとは言わないけど!
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