命を賭して

20/20
3839人が本棚に入れています
本棚に追加
/1000ページ
真っ黒オーラがサタンを完全に包み込んだ。 レント「っ!勝てるかなぁ…こいつに…」 既に冷や汗が止まらん。 レント「全く…俺ってチートなんじゃないのかね…?」 サタン「不正をすれば勝てる、それは雑魚相手の話だろう?」 暗黒の中から聞こえてきたサタンの声。 サタン「強者にそんな小細工は通用しない。」 晴れ始めた暗黒。その中から六枚の真っ黒な翼が出現する。 サタン「我は神。邪な力を得た、新たなる神。」 完全に闇が取り払われ、現れたのは今までとはかけ離れた姿。 サタン「これが真なる姿だ。」 両腕両足は、大きな竜の鱗に覆われ、細く長い尻尾。その先には三又の槍の様なものがついている。 そして頭部からは一本の角が。なんかよく見たら犬耳らしきものもある。 サタン「激昂神サタン。とでも名乗ればいいか。」 レント「ぴったりだな。嫌味な感じがサイコーだね。」
/1000ページ

最初のコメントを投稿しよう!